暇なので本物の古典でお勉強。。:ボットリのブランケット 21’秋冬

2021/03/11(木)

今日は休みを頂き自宅からUP。。。
 
***
朝は10度を切る気温でしたが
ウォーキングが心地良かったぁぁ。。
 
懐はまだ温まらず・・ですが
春ですねえ 。。。
 
 
春物アウターが不足でまたまた仕入れ失敗、、
ムーレーは特に不足しています
 
この様にいつもながら未来予測は外れます・・
コレくらいでいいかなと発注したのですが
 
全く足りませんでした
オリジナルのTシャツもシャツも
 
コロナ不況と言われていますが
一番の原因はコロナではないんじゃないのか
 
一番の原因は 物 でしょうね
 
鮮度 アイテム デザイン 品質 価格
これらが揃った品はコロナ禍は無関係です
 
コロナ禍の中でも驚くほどの勢いで売れています
 
生活をアグレッシブに過ごす方たち
彼らの審美眼は常にバイヤーを超えていますね
 
そんな時に思います
 < バイヤー?どこが プロやねん?
 
プロを超える方たちと共に
春を迎え 次は夏! ですが
 
その前に今日は最後のスーツ等をネタに。。。
月末のTITOのオーダー会の評判が良いので
??開催前に 評判が ??
 
はい。。。 
サンプル試着で既に予算数がイった?!かも
 
これもコロナ禍は無関係
物次第 ということでしょうね
 
当店の毎度様はコロナ脳の様に流されません
無名であろうと良い着心地は嘘をつきません
 
ということで 嘘のない本物の話です
正しい服装の話の「元の話」です
 
何が正しくて何が、、ですが
ま 人に因りますかねぇ
 
・・残念ながら 人に 寄りますね
 
いまから見て頂く写真
ミラノかパリか?
数年前に買った古本からです
 
 
 
ジジイが見る唯一の雑誌はL’UOMO Vogueです
かれこれ50年近く買い続けています
 
アルマーニがバルバスのデザインをしていた頃からです
バルバスを誰も知らない頃でIVY末期頃でした
(バルバスは既に倒産廃業しています)
アルマーニも古典を良く理解していたからでしょう
IVYの目にも無理なく入り込んだものです
 
L’UOMO Vogueを見る理由の最大の理由
それは 情報の加工が無い からです
次代の光を常に見ているように見えます
商業主義を超えて です
 
 

もう一つ見る雑誌類ありました
古典の宝庫 1930年台以降の雑誌等です
(一部1920年代もあります)
特に紳士服の基本はこの時代に全てあります
 
仕入れや企画の全てはこの辺りとマイド様の声から始まります・
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1933年6月とあります
 
イタリア生まれの生い立ちから若くして亡くなる迄
アドルフォじゃなかった ロドルフォ・ヴァレンティノ
この時代のスターは皆がオシャレそのものでした
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ツラツラと見ていると 
  フッと思いついたり。。。
(コレが危険なんですけど・・)
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これはドヤではなく当時の日常ですが。。
数年前ならコレもアリだった、、、
今では滑稽でさえあるドヤ感ですが
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当時のセンスと技術の高さが判ります
三人のスーツのサイズ他 驚くほど!!!
今でも100%通用する美がありますね
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パンツの長さなど本当に綺麗です
もちろん 靴下は履いてます(笑)
 
**横道です**
当店では靴下警察が常駐しております
履いていないと。。切符が切られます(笑)
 
どんな時でも履いた方が美しいと
当店では考えております
既に若い世代では靴下は常識ですしね。。
 
冬でさえ履いていない人がいます
冬は見苦しいですけどねえ、、
 
ま 好み って事でいいんでしょうが
 
そんな 履いてない風も もはや鮮度も無く
冬は特に古く臭く見えてしかたありません
 
なんで?でしょうね・・・
不思議ですが古く見えるんです
 
特にスーツの時は見苦しいです
私にはその様に見えるんです
 
ヤハリ 歳 なんでしょう・・
 
夏のリゾートコーデの時に という具合で
「時とコーデ」して欲しいものです
**表通りへ戻ります**
 
キチっと靴下を履いていたロドルフォの崩しです
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1934年8月はクラーク・ゲーブル
彼もスター中のスターですね
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彼はスーツ姿の画像が圧倒的に多いですね
そんな彼よりもカッコイイ スターが居ました
 
歴史上最もセンスのよかったスター
それはゲーリー・クーパー
24時間 365日 
全てにおいてコーデされてました
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ラルフは彼のコーデを参考に全ての企画が出て来た
その様に見えます
ラルフも元は素人のネクタイ売り
偶然にもアルマーニも!!
 
デザインの元が必ずあります
ラルフが敬意を表する程の人がゲーリー・クーパー
 
服飾関係の人は彼の本も集めるといいですヨ
日本の雑誌ではなく洋書の中から探してみてください
 
生活している全てのシーンで手本と憧れが見つかります
 
ベッドでのコーデ 
 夏ならプールサイド
  海の上
   雪山
    ETC ETC
 
冬のスキーからありとあらゆるシーンで完璧なコーデがあります
 
ファッションとしてではなく
  彼の「生活の質」全てを知る事が出来ます
 
     ***
 
ブランケットの販売は彼の影響が大きいのです
服屋は外でのコーデを売りとする仕事です
そしてその品質に合った生活があります
その一部としてのブランケットなんです
 
 
 
昨晩ですがボットリの5代目エトレから連絡が入りました
21年秋冬用のサンプルが上ったと
 
今年の秋冬用にカシミアを入れて欲しいと依頼していました
ニットでのカシミアが今や当たり前となった故です
 
今回は30%のブレンドで創りましたとの事
かなり期待できます。。。
 
ですが 値ぇ ですヨ値ぇ ・・・ 
30%混かぁ。。。
 
価格は今のところ未定ですが近々届くかと
 
高いやつやん って?
 
ボットリではメゾン系のブランケットを生産しています
それらはウールで10万オーバーです
染色のウール で です
 
メゾン系のジャケット生地ではトップランクの販売です
アルマーニ他多くのクライアントを抱えています
身近なところでは英国マッキントッシュ
ジュンヤワタナベ等も来ていました
  
スーツ生地よりも肉厚のジャケット生地特化の会社です
その工場背景が作り出すブランケットの品質
 悪いはずがない でしょ。。。
 
生活の一部としてブランケットもどうぞ!
 
日本のメディはには出ませんが秀逸な一品です
フィレンツェ ミラノ ベネツィアにてゲットできます
おっととと 当店でも。。。
  
今朝もリヴィングで使っていました
ボチボチ昼ご飯ですがその後の昼寝も。。。

今年で160周年を迎える会社です
技術の高さはイタリアでも屈指
今年も多くの著名デザイナーが彼の生地を使います

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