マッキントッシュのPコート

2022/10/09(日)

服へ携わり54年にもなります
どの様な服やブランドがはたまた会社が店が
どのように支持され廃れる様子を見てきました
そして沢山の服を着てきましたが
その源流は全て英国でした
そんなルーツのシッカリした服は未だ健在です
 
英国で生まれ米国へ渡った服
英国で生まれイタリアで育った服
イタリアで生まれ世界に広がったブランド等
 
様々な服を着ましたがやはり「英国」に戻ります
ただしサビルロウの造りに戻るのではありません
 
ルーツに英国であったり古典が垣間見える服
お薦めする服の根っこ そんなところですかね
 
今年の4ボタン1つ掛けダブルスーツも英国が元
ウインザー候が1945年頃バハマで着ていたモデルです
 
決してイタリア等のデザイナーの知見ではありません
日本のバブル期のアーカイブを元に出しているブランドも見ますが
結局新しいと思われている服の元は90%以上が英国です
 
今日のPコートもしかりですね
英国製Pコート
古典中の古典ですね
ただし 
いかに今の時に合わせてリメイクするかは知見です
ドヤ感なく控え目に上品にリメイクするマッキントッシュ
ここがアッパーな方々の心根に刺さるのでしょうね
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おッ 袖口が進化してベルスタッフ並みに
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レールステッチが上手く嵌ってます
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ミドルゲージニットにしっくりと合います
そして 仕事人の貴方ならスーツの上にどうぞ
 
今年大事なのは着丈です
ひと昔のコートよりも10㎝程度長いです ヨ
 
短いPコートは絶対にやめましょ
お金の無駄使いですヨ
 

 
今年は昨年にも増して英国の風が強いですねえ
 
ジャケット スーツ コート
カジュアルアウターにニットまで
 
イタリアから風向きが大きく変わりました
といってもイタリアも全ては英国が元ですので
ある意味ではなにも変わってはいない訳でして。。
 
変ったのはサイズ感程度
と言っても過言ではないですね
 
若者も無駄に大きい服がダサイんじゃないかと
気が付き私たちの領域へ足を入れる20代も。。。
 
こうして世界は常に美しく鮮度ある服へ収斂します
それが変化 トレンドとなるわけです
 
コロナにプーチンに値がりに暴落にと
世界は騒がしいく日々が過ぎていきます
 
そんな時代はますます英国の安心感
英国の歴史等が人々を魅了するのでしょうね
 

 
で もう一つ英国製コートの話です
 
>あのコートは未だかい?
 
>>はい ポストマンコート です よね
>>すみません 発注した店が少なくて・・
>>生産に結びつかず、、、
 
残念ですが今年は入荷しません
ですが来年は英国製オリジナルに入荷する カモ
年末までには返事が来ると思います
コチラも宜しくお願いします

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