またヤッテシマッタ。。。パールニットのカーディガン
ニットはやはりカシミア
ADLFOが9割というのがROOTの冬なんですが
ADLFOは生活着ですので
たまには
ハズレタ?ニットこそ楽しいワケです
しかし
そのハズシ方は古典の王道のド万真ん中でなくては
そんな外し方は 実は古典を知らねば出来ませんので
そこは年寄の出番です
尼崎の中川の社長らの世代なら当たり前に着ていたカーデです
この世代が今の日本のファッションの基礎を作ったとはいいません
基礎を売りまくった(笑)のです
*
そのニットの中でもチョイト癖物
パールニットのカーディガン
と聞いて ご存知の方は殆ど居らっしゃらないのでは?
着た事が有る方は既に介護施設の入居準備中・・
一部の若い方には「古着屋」で見た或いは買った方も
その古着は私達爺世代が喜々として着ていたカーディガンのハズ
一部にはVネックもその時代の後半で出ていましたが
やはり 容はカーディガン です
U動画でアレがコレがと楽しんでいらっしゃる方にはこのニット
>なんじゃこりゃ ・・・
で終わるわけでして
またしても 売れない マジ 売れないニットを仕入てしもた。。
*
50年数年前はラコステがこのニットでは当時のキング
初任給が4万の時代に9800円だった記憶があります
コレが現在の「マーク物人気」の走りだったと思います
リッチピープルは100%着ていたと思います
今の価格にするとイメージは10万でしたから
当時 学生でバイトの私には憧れの逸品でしたが
勝手に売れてゆくイージーなビジネス初経験の時代です
真下商事でこのニットを見た時にコレはコラッドにドンピシャ
というか 「合わせる」といいんじゃね。。。
流れ行くファッション的なニットの見えて実は200年の歴史ある品
人に因り服は流れ去ったり爺の様に捨てずに今でも着る人も居る?
?・・いません よね・・
ま
それはオイトイテ
このカーディガンは当時は今とほぼ同じ 細細なパンツとコーデしてました
なので ジャブスあれインコであれ合います
この本物の古典を同じ古典のコラッドに合わせて欲しいですね
世間的には細めであれ太目であれ
ジョンスメドレーのカーデが最もわかりゃすいかと思います
間違いなく 大正解です
が
7月からコラッドをお求めの貴方
そりゃ 並っしょ・・ でしょ。。
なのでこのカーデを着てください
このフォルムを着て頂くと 次代です
袖口の膨らみが大切なんです。。。
前は開けて タラっと着るといいです
*
さらにこのニットはROOTのオリジナルネットワークで再処理してます
それは 色です
赤を発注したら
発注時の糸サンプルより ピンクがかった??
パープルがかった色で届きまして。。
こんな赤は、、
という事で
オーバーダイを施してロロピアーナの?赤にしました
赤で最もお薦めなのは「ハトの血の色」PIGEON BLOOD
これは若い頃に覚えた赤の呼び名ですが
なんだか ヨクネ(笑)「ハトの血の色」
宝石の色で使うとか詳しくは覚えていませんが
アメリカの赤ではなくもっと深い赤というイメージを持っています
この赤は黒に合わせても浮きません
一般的なイタリア物ニットで赤 というと 赤なんです
この赤は 一人で勝手に主張する赤といいますか
派手好きな人にはいいのですが「抑え」が効きません
PIGEON BLOODは手持ちの黒や紺にも完璧に合います
さらに ベージュからトープ他 ほぼ万能です
この色の赤はどなたでも使える赤ですので覚えておくと?
いやいや 持っておくと便利な色です
もう一つがブルー
これはトラディショナルなスタイルがお好きな人ならテッパン色です
欧米におけるクラシックの服の背景は貴族的階級社会を出自とする故
好まれる方々もそのような要素をお持ちの方が多いように感じます
アンゴラ100%でヤスカーナイのですが
コイツはタンスに置いておかねばならぬ歴史の証人です
着れば判る時代の空気感かと思います
¥109800
サイズ:S44 M46 L48
?時代の空気感ってか?
人と店により考え方はまちまちですが
時間の問題ではないかと思います
遅いよりは 早いに越したことはございません
因みにこのニット屋さんは1877年設立とか
FANNI LEMMERMAYER ファニ・レマメイヤー
コレも世界の名品の一つです
デニム屋さんなど若い人の店ではストライプなど見かけます
叔父様方にはチト 似合わない柄が多いですね
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ハウスオーダ アイテム
スーツ:EO:¥93500~ PO:¥140800~ FO:¥544500~
シャツ:PO:¥13200~ FO:¥71500~
パンツ:PO:¥31900~ FO:¥228800~
靴 : PO:¥56100~ FO:¥385000~
こちらも30年来のリピートの方々あっての質かと思います
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
コチラも宜しくお願いします
ミカ爺より(11/19)
大谷 裕一郎より(11/18)
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