それ 何がどの様に?いいの? と質問されることをお薦めします

2023/01/06(金)

ネットでは当店を含めて多くの店が販売促進をします
 
>コレ お薦めですヨ
>コレ いいですヨ
 
どこも皆様に服を売り込んでいます
 
私も同じく イイイんです よとお薦めしています
 

 
その中で昨年来気になっているのはカシミアです
今年はロロピアーナカシミアが作れないかもしれません
 
現状の53000が非常にキツク
ギヴアップ寸前ですので・・・
 

 
ROOTでは4年間から「高品質カシミアを日常に」しています
ロロピアーナのカシミアを使う事になった経緯を少し。。
 
事の始りは世界が平和だった時代でした
当時イタリア製カシミアニットの定番が7,8万でした
スメドレ―が3万台の時です
 
もしスメドレ―に少し足して高品質なカシミアニットが出来たら
ドヤロ? と胸の内で思いつき 
 
糸はどうする?
日本で創る?
 
理想形はイタリアでロロピアーナ糸で価格は4万
世間相場の40%ダウンの設定でした
 
理想形を工場の社長と話し合い
共に利益を削りませんか と言う事で実現
 
発売と同時に大ブレイクしました
お一人様で5枚から8枚にもなろうかと思われる程
皆様のクローゼットに入っていきました
 

 
業界ではどこも 安いカシミアを販売していない時代です
反響は都内インポーターから
>>中国で創ってるんですか?
 
だれしもその様に思う価格ですので無理もないでしょう値
>ロロ・ピアーナのニットを創っている工場です
 
頑張ればどこでも出来る事なんですけど
 
そして世界はコロナ禍を迎えるも勢いは変わらず。。。
 
ですがそこへ プーチン禍
コレが世界に衝撃を与えて物が高騰
 
経験した事が無いレベルの高騰です
 
キロ2万の糸値が3万近い事をロロピアーナが言って来たああ!
更に 航空運賃は今でも2倍近くにもなります
 
43000は6000万で販売しなければ合いません
ですが 値ぇ~ 、、、でしょ
 
6万では日常着には、、、
と言う事で今季は53000にしましたが
 
もう無理ッ
 
・・・
 
このような世相の中で
業界から 競合が出始めてきました
 
ただしADLFOとは比較に成らない品質ですが
 
とはいっても 
買ってみるかぁ と買われた方もいるハズです
 
買われた方からの話ですが
<<モンゴルカシミアで国産カシミアがいいんです
みたいなウリ だそうです
 
皆様も動画やネット広告で思わずクリックする事は有ろうかと思います
ワタクシ 先日ですが 歯磨きを買いました。。
白い歯 がやたらと画像で出てくるヤツです
ホンマニ 白くなりそ! と買ってみましたが
 
健康的な黄色い歯で今日もイラッシャーいです 歯ッ歯ッ歯ぁ・・
 

 
歯磨きは 5000位ですので ま いいんですけど
事 カシミアは38000~5万位らしく
 
この価格ならADLFOのチョイト下
質もチョイト下?
 
かと思えば大違い
 
袖口は半日でダラっと伸びる
毛がシャツにボロボオと付く
洗えない表示、、
(通常は洗えない表示でも洗えたりしますが洗えませんでした)
(洗うと フリース?の様な服に様変わりします)
 
何故この様な事が起きるのでしょうね
 

 
想像ですが
売り手が悪いわけではないでしょうね
売り手が初めから粗悪品と知っていたら仕入れはしないでしょう
 
では創りてが悪いかというと
作り手も 騙された かもしれません
 
ニット屋の糸のバイヤーの経験値が低いのでは?
 
経験するには高いカシミアを何枚も買い着てみて初めてその差異が判ります
英国の糸 ロロピアーナ他イタリアの糸を経験していないのでは?
 
洗濯表示に 洗えない となっているので
最初から高級糸ではないことは知っていたかもしれませんね
 
私も糸の段階では糸の差異は厳密には判りません
 
サンプルを創り毛玉、洗濯のテストをして善し悪しを決めています
これは消費者レベルで最も必要なテストだと思いますのでね
 

 
国産カシミアはウリのポイントがモンゴル産 ダケです

世界のカシミアニットの原毛の大半は モンゴル産ですので
 
それを売りにするのは本物の高品質の場合はいいのですが
粗悪なニットを買った消費者は必ず思います
 
>>モンゴルカシミアは ダメじゃん
 
・・・これって高品質カシミア屋からすると迷惑な話です
 
なので 来季は頑張って高品質に挑戦して頂きたいものです
 

 
皆様が騙されない為には
正しく 質問するといいですね
 
>糸の会社は何所ですか?
>何処がいいんですか?
>袖口や裾は二日三日で延びませんか?
>毛が酷く抜けてシャツに付きませんか?
>毛玉は何日で出来ますか?
>洗えますか?
 
これらは売り手が着てテストをすれば1日で判ります
買い手も一日で結果が出ると思います
 
カシミア程ピンキリが買う前に判り難いニットはありません
 
後悔しない為には高品質な糸を使ったニットを買う事ですね
 
ADLFO cashmereはロロピアーナのカシミア糸100%使用でMADE IN ITALY
毎年送られてくるロロピアーナカシミア糸のバンチ
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国内で出回っているイタリア製カシミアニットはその99%がカリアッジ社です
私にも工場の社長はカリアッジを薦めてきます
 
製品にすれば1万は直ぐに抑える事が出来ますが、、
4年も付き合って乗り換えるって ・・出来ぬ、、と思いつつ
 
来週は彼と話し合いをしてきます
 

 
最もお薦めのカシミアの使い方洗い方等を明日UP予定です
 
コチラも宜しくお願いします

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