ティト・アレグレット ナポリメイドの受注会
北イタリアの端正な顔とは異なる南イタリア
国が違うというイタリア人もいる程の異文化だとか
南のスーツはそのクセこそが魅力
嵌る人はナポリこそイタリアとの思いもある程
クセ故に
真似が出来そうで出来ないスーツやジャケットです
このトランクショウのお薦めはそのクセですが
料理同様に お薦めは素材 です
並みに出回るオダー用生地には無い刺さる生地があります
*
スーツは100年前から変わらぬ男の最上級の鎧です
控えめなスーツ一つでIQさえ 高く 見えるのですから(笑)
スーツはデザイナーもリスペクトする技術の賜物
蘊蓄の塊 浮き草の如き服が溢れる中で生き続けます
そのスーツの大きな要素はなんと言っても素材です
しかしスーツはその生い立ちから地味が身上でもあります
故に 素材で変化を付けるのは非常に難しく
無地系ともなると世の中は皆ドングリなのです
理由は
多くのオーダー屋さんの生地は全て「バンチ」からです
バンチは何所でもある物ですのでその顔を全て想像が付きます
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ですが TITOの生地はナポリ病の富士原セレクトです
彼がイタリア中を走り廻り買い付けた生地です
それもクレイジーに種類が豊富です
その中から一つ上げるのは難しいのですが
中でも来年は買い増ししたい麻系です
当コレクションんは麻ブレンド物やコットンで手に入らないものが豊富です
先程も見つけたこの黒の麻系も他では有りそうで無い生地です
黒系 麻 ストレッチ
ティト・アレグレット 受注会 速報
ティト・アレグレット 受注会
ティト・アレグレット サイズサンプル 届きました
この画像は1929年のカタログからです
古典の良さは時代に流されない完成度の高さでは
様々な思いを募らせてくれる古典
それを貴方のセンスで色合を変える
或いは解釈を変えて創る
そんな楽しみがROOTには沢山あります
その中でも楽しみなのがナポリメイドです
一般的にナポリで創れば70万前後が今の相場でしょう値
ティトのサイズオーダーを始めて8年?くらいでしょうか
今では顔がチャント責任を取れる大人になりました
このブログでの販促も然程必要なくなっても来ました
それも偏に皆様のNaples愛 あっての事
今回もジャケットにスーツにと
楽しい癖の有る生地が沢山ございます
**価格**
ジャケット:@159000
スーツ: @195000
お渡しは3月から5月予定です
一部生地も届いております
次はTITO ALLEGRETTO ティト・アレグレット
実力で負けた・・
世界の壁は厚いですね
服も世界に羽ばたける力と夢があります
優秀なデザイナーは世界が戦場です
主戦場のEUとアメリカで人気高まるコーネリアンタウラス
それは デザインの力故です
財布類ではその「型」が決まっている分
個性は出しにくいですが
バッグのジャンルでは日本製で唯一海外に通用します
クロコダイルにおいてもセンスが発揮されます
「軽自動車」級では国内で群を抜くデザイン力と質です
今回も多くの札が乱舞 (笑)
好評裏に終える事が出来ました
改めて御礼申し上げます
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コロナの所為で厳しいと聞こえる業界ですが
本当の要因は違う様にも見えます
コロナは既に終わっております
特に服が好きな人たちにおいては無関係です
その様な状況下での服不振というのは ??
それは 服好きの好きな服が無いからでは?
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1週挟んで次はROOTの根っこ
スーツとジャケットのトランクショウです
ティト・アレグレット
財布と同じ様に個性がだしにくい難しいアイテムです
今や珍しい物等無いどこにでもあるイタリア物
襟の飾りを取れば「何者」か判らないアイテム
それがスーツやジャケットの世界ですが
その中でティトの品々は異才を放っています
マンネリブランドが多い業界
昔のキラ星も落ちる厳しい世界でもあります
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既存ブランドが使い難い素材だったり
パターンの構成だったり
ディティーるの目立たないが明らかな差異だったり
これらが芳醇なワインの如く
熟成されたスーツに成りました
デビュー以来お薦めしているのは今が判っていたからです
粗削りのデビューから10年近くが経ちました
今ではマンネリブランドを尻目に独走?
と言うところまではいきませんが
独奏 は間違いありません
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12月2日から3日間
癖の在る生地で創るも良し
偉大なる古典に楽し苦溺れるも良しです
何を見ても刺さらぬ時を迎えた令和の時代
刺さらない人が普通だとも思えるほど退屈な今
深く掘り下げる楽しみを
再発見できるスーツやジャケットです
100年前と変わらぬ楽しみがここに有ります
コチラも宜しくお願いします
ミカ爺より(11/19)
大谷 裕一郎より(11/18)
ミカ爺より(08/15)
大谷裕一郎より(08/10)
ミカ爺より(07/27)