暇なので本物の古典でお勉強。。:ボットリのブランケット 21’秋冬
今日は休みを頂き自宅からUP。。。
***
朝は10度を切る気温でしたが
ウォーキングが心地良かったぁぁ。。
懐はまだ温まらず・・ですが
春ですねえ 。。。
春物アウターが不足でまたまた仕入れ失敗、、
ムーレーは特に不足しています
この様にいつもながら未来予測は外れます・・
コレくらいでいいかなと発注したのですが
全く足りませんでした
オリジナルのTシャツもシャツも
コロナ不況と言われていますが
一番の原因はコロナではないんじゃないのか
一番の原因は 物 でしょうね
鮮度 アイテム デザイン 品質 価格
これらが揃った品はコロナ禍は無関係です
コロナ禍の中でも驚くほどの勢いで売れています
生活をアグレッシブに過ごす方たち
彼らの審美眼は常にバイヤーを超えていますね
そんな時に思います
< バイヤー?どこが プロやねん?
プロを超える方たちと共に
春を迎え 次は夏! ですが
その前に今日は最後のスーツ等をネタに。。。
月末のTITOのオーダー会の評判が良いので
??開催前に 評判が ??
はい。。。
サンプル試着で既に予算数がイった?!かも
これもコロナ禍は無関係
物次第 ということでしょうね
当店の毎度様はコロナ脳の様に流されません
無名であろうと良い着心地は嘘をつきません
ということで 嘘のない本物の話です
正しい服装の話の「元の話」です
何が正しくて何が、、ですが
ま 人に因りますかねぇ
・・残念ながら 人に 寄りますね
いまから見て頂く写真
ミラノかパリか?
数年前に買った古本からです
ジジイが見る唯一の雑誌はL’UOMO Vogueです
かれこれ50年近く買い続けています
アルマーニがバルバスのデザインをしていた頃からです
バルバスを誰も知らない頃でIVY末期頃でした
(バルバスは既に倒産廃業しています)
アルマーニも古典を良く理解していたからでしょう
IVYの目にも無理なく入り込んだものです
L’UOMO Vogueを見る理由の最大の理由
それは 情報の加工が無い からです
次代の光を常に見ているように見えます
商業主義を超えて です
もう一つ見る雑誌類ありました
古典の宝庫 1930年台以降の雑誌等です
(一部1920年代もあります)
特に紳士服の基本はこの時代に全てあります
仕入れや企画の全てはこの辺りとマイド様の声から始まります・
1933年6月とあります
イタリア生まれの生い立ちから若くして亡くなる迄
アドルフォじゃなかった ロドルフォ・ヴァレンティノ
この時代のスターは皆がオシャレそのものでした
ツラツラと見ていると
フッと思いついたり。。。
(コレが危険なんですけど・・)
これはドヤではなく当時の日常ですが。。
数年前ならコレもアリだった、、、
今では滑稽でさえあるドヤ感ですが
当時のセンスと技術の高さが判ります
三人のスーツのサイズ他 驚くほど!!!
今でも100%通用する美がありますね
パンツの長さなど本当に綺麗です
もちろん 靴下は履いてます(笑)
**横道です**
当店では靴下警察が常駐しております
履いていないと。。切符が切られます(笑)
どんな時でも履いた方が美しいと
当店では考えております
既に若い世代では靴下は常識ですしね。。
冬でさえ履いていない人がいます
冬は見苦しいですけどねえ、、
ま 好み って事でいいんでしょうが
そんな 履いてない風も もはや鮮度も無く
冬は特に古く臭く見えてしかたありません
なんで?でしょうね・・・
不思議ですが古く見えるんです
特にスーツの時は見苦しいです
私にはその様に見えるんです
ヤハリ 歳 なんでしょう・・
夏のリゾートコーデの時に という具合で
「時とコーデ」して欲しいものです
**表通りへ戻ります**
キチっと靴下を履いていたロドルフォの崩しです
1934年8月はクラーク・ゲーブル
彼もスター中のスターですね
彼はスーツ姿の画像が圧倒的に多いですね
そんな彼よりもカッコイイ スターが居ました
歴史上最もセンスのよかったスター
それはゲーリー・クーパー
24時間 365日
全てにおいてコーデされてました
ラルフは彼のコーデを参考に全ての企画が出て来た
その様に見えます
ラルフも元は素人のネクタイ売り
偶然にもアルマーニも!!
デザインの元が必ずあります
ラルフが敬意を表する程の人がゲーリー・クーパー
服飾関係の人は彼の本も集めるといいですヨ
日本の雑誌ではなく洋書の中から探してみてください
生活している全てのシーンで手本と憧れが見つかります
ベッドでのコーデ
夏ならプールサイド
海の上
雪山
ETC ETC
冬のスキーからありとあらゆるシーンで完璧なコーデがあります
ファッションとしてではなく
彼の「生活の質」全てを知る事が出来ます
***
ブランケットの販売は彼の影響が大きいのです
服屋は外でのコーデを売りとする仕事です
そしてその品質に合った生活があります
その一部としてのブランケットなんです
昨晩ですがボットリの5代目エトレから連絡が入りました
21年秋冬用のサンプルが上ったと
今年の秋冬用にカシミアを入れて欲しいと依頼していました
ニットでのカシミアが今や当たり前となった故です
今回は30%のブレンドで創りましたとの事
かなり期待できます。。。
ですが 値ぇ ですヨ値ぇ ・・・
30%混かぁ。。。
価格は今のところ未定ですが近々届くかと
高いやつやん って?
ボットリではメゾン系のブランケットを生産しています
それらはウールで10万オーバーです
染色のウール で です
メゾン系のジャケット生地ではトップランクの販売です
アルマーニ他多くのクライアントを抱えています
身近なところでは英国マッキントッシュ
ジュンヤワタナベ等も来ていました
スーツ生地よりも肉厚のジャケット生地特化の会社です
その工場背景が作り出すブランケットの品質
悪いはずがない でしょ。。。
生活の一部としてブランケットもどうぞ!
日本のメディはには出ませんが秀逸な一品です
フィレンツェ ミラノ ベネツィアにてゲットできます
おっととと 当店でも。。。
今朝もリヴィングで使っていました
ボチボチ昼ご飯ですがその後の昼寝も。。。
今年で160周年を迎える会社です
技術の高さはイタリアでも屈指
今年も多くの著名デザイナーが彼の生地を使います
ミカ爺より(11/19)
大谷 裕一郎より(11/18)
ミカ爺より(08/15)
大谷裕一郎より(08/10)
ミカ爺より(07/27)