仕上がりました ダブル4B 1掛け 段返り 40’ウインザーモデル
おはようございます
昨日は途中まで書いていましたが
流石に土曜日
バタバタでアッと言う間に閉店時間
では続きです
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温め5年
やっと昨年サンプルUPしていたスーツ
ダブル4B 1掛け 段返り
予約を頂いていた第一便が仕上がりました
生地はウンチク盛盛のカシミアblendアムンゼン
昭和の時代には普通にあった生地ですが
めったに出回らない織り方のアムンゼンです
生地コレクション元には7色ありますが
GAもLLRもこの色が一番
ベージュとも言えぬいい色です
デザインはオリジナルです
今の30から40代の人が知らない4Bダブル
30数年前にも4Bは有りました
4Bの上のボタンが左右広めのタイプ
バブル期後半くらいでしたでしょうか
既に記憶はあやふやですが
その手のモデルは爺世代が見ると
なんじゃ・・そのまんまやないけー
と 知恵に無さがオモロナイんですヨ
10年?位前でしたか
リナーテから地方へ飛ぶ前
売店に横にあった本が目に留まり
いつかこのウインザー候のダブルを
パクろう と思っていた次第です(笑)
侍従?たちは皆がお古の6B
今と皆同じというのもなんだかぁ~
男の服は良い意味で変わらない完成品
オイタにお遊びにと忙しいウインザー候
1945?年バハマへ島流しの時代の写真ですね
当時のテーラー屋が考えたのか
私はウインザー候が考えたデザインだと推測してます
服好きは服の事を深く広く考えるもので
思いついた のだと思います
LLRオリジナルは上下ボタン間が同じ
ですが
ボタン間は世間様より2㎝広く
ボタン位置は3センチ高くしてあります
ピックステッチはレールです
ベントは深め(顧客様に因りますが)
フラップは通常より1,5センチ広いです
インタック アウトタックはお好みで
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創る物は他とは違う物を纏いたい
(キテレツな違う物はROOTでは論外ですけど)
(奇妙キテレツ的違いはここではあり得ません)
スーツ等は元がEUにしろUSAにしろ
階層社会の上の人達の為の服でした
着る人たちの根底に本当のプライドが隠れています
ウワッツラのブランド表現が多い時代は思考しないで済む
これが今の時代で儲かるシステムなんでしょうねえ・・
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今朝もTVではスーツ姿で 未だに素足風
おいおい スタイリストさんは付いてないんかい
と思った次第です
夏は200歩譲って良しとしても
季節感くらいは考えて欲しいものです
そんなTVの姿を見て
白鳥がアヒルの後を付いて行くわけです
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