：速報：
１）イタリアからADLFO全て編み上ったとの連絡が入りました。
予定では来週火曜か水曜日に集荷されますので早ければ月末着荷します
 
２）ジャブスのセットアプが木曜日店頭着荷します
 
■　■ ボレロ　フル　ビスポーク ■　■
21日　22日
なんなりとお申しつけくださいませ

 
今日明日は納品と受注の日

今回はリピーター３名
 
ディズニーランドと同じくリピーターが証ですので
 
価格を越えて吸い込まれる美しさが有ります
 
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今朝は　アリキタギリスなPコートが多い中
目が肥えるPコートのウダウダです
 

 
コレですコレ　
このカーブに恋　

味も濃い

 
さじ加減こそデザイナーの力量です
加えるだけがしかアイデアが無さそうなアジアの車
何を加えて何処を変化付ければ良いか出てこない人
 
Pコートも生活着です
定番を如何に見せるかはデザイナーの力量ですが
今年のBELSTAFFのPコートはその答えを見せてくれます
 
ただし　見る方に知見と美意識が無くては見えないレベル
これが王道のアイテムをデザインする時のポイント
 
生地もデザインの入口ですがその傾向を内包する事
 
この１０年は「ラグジュアリー」がソコイラで氾濫
当社も含めて「ラグジュアリーもどき」でしたが・・
 
生地はカシミア的柔らかさ一本勝負でした
ROOTではラグジュアリーは既に日常　生活着化
皆様に行き渡った感のある感覚です
 
そのま反対という事でもないのですが
カシミアの柔らかさは普遍として必要ですが
人は飽き性です
硬く重くという生地のアイテムもROOTではお薦めしてきました
 
MOONの４２０ｇの贅沢なコート用生地で創ったＬＬＲのパンツ
同じく３８０ｇのコットンパンツＥＴＣはカシミアの対局です
 
カシミアがフェラーリであれば
ＬＬＲはゲレンデ的硬さがウリ。。
 
そんなところですが
このＢＥＬＳＴＡＦＦのＰコートはその中間程度
欲張りな気持を上手に生地とデザインで完成させました
 
生地からインスピレーションが生まれる時と
先にインスピレーションがあり合う生地を探す場合と
 
私の想像ですが
＞毎年の定番Ｐコート　
＞今年は大人に少し「ハード」を知って欲しい
＞そこでいきなりゴリゴリの生地では大人にはチープ感が
＞柔らかいカシミアやカシミア混は既に１０数年の手垢
＞柔らかさを訴えるなら一枚仕立て
＞しかしコレはブランドには似合わない
こんな事を考えてたりしたのではなかろうかと。。。
 
硬くてタッチが柔らかな生地は無いかいなぁ
と　思って探した生地ではなかろうか。。。
と夢想しました
 
＊
 
ギシとしたメルトンですがタッチはカシミア混
３者混ですがベルスタッフのＰコートにドンピシャです
美味い事見つけた生地やなぁと思います
確認すれば確かにカシミア５％ブレンド
 
単に柔らかい生地を選ばず
風を通さない程の目付のキツイ生地
これがPコートを熟知している国
本家　英国のブランドならではなのです
 
感度の早いデザイナーは柔らかい生地から
ハードな生地へ目が向いています
が　
単に硬いメルトンではチープになり若者用になります
このさじ加減が難しいですね
頭の中ではイメージが有っても生地が有るとは限りませんし
 
＊
 
ミルとブランドで話が出来る環境はとても重要です
英国とイタリアはその点では最高の国です
（日本も尾州がありますが・・）
 
恵まれた環境の中で優秀なデザイナーが生み出す服
イタリアと英国にはその二つが揃っています
そして物作りの伝統と３拍子が揃うが故の今なのでしょうね
 
ベルスタッフは英国軍にも提供してきた本物の拘りと
今と次代を映し出すファッションが創れる稀有なブランドです
このPコートや秋冬企画でありながら中綿ゼロ企画は世界初かも
（中綿ゼロの秋冬企画は残り１点のみ：Ｍ50相当）
 
ROOT開設以来唯一の３０年継続増進のブランドは他にはありません
 
時代は確実に変わって来ました
その勢いが明確になったのがこのシーズンだと思います
 
あのブランドが　このブランドが何故か人気ダウン
そんな事を多くの店も皆様も感じていらっしゃるハズです
 
栄枯盛衰はまさにブランドに当て嵌まる言葉ですね
いやいや　怖い怖い・・
 
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ハウスオーダ　アイテム
スーツ：EO：￥93500～　PO:￥140800～ 　FO：￥544500～
シャツ：PO：￥13200～　FO:￥71500～
パンツ：PO：￥31900～　FO:￥228800～
靴 : PO：￥56100～　FO:￥385000～　
こちらも３０年来のリピートの方々あっての質かと思います
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コチラも宜しくお願いします