冬が始まります ・・・この猛暑の中ですが。。その前にレスレストン Ⅱ
!!おおヤハリ30年のトンネルを抜けていたか。。
業界紙では2024年は過去最高を達成の見出し
完全にコロナ禍は遠い昔の話となった様です
インフレ下で4年5年も経てば当たり前との見解もまたしかり
昨日から始まったレスレストンもしかり
当地から始まったトランクショウは
東京へ アジアへ広がり来月はニューヨークへ
更新は暫くは止まらない様です。。。
美スポークファンなら今や欠かせない公房です
時代に合わせ次代を見据えつつ質を担保する
レスレストンのカジュアル仕様のフルオーダー
ヤバイ革など出して来よってアカンやろ。。。
*
革のフルオーダーをシャツでヤッテしまうのは
並みの革物を作っている工場からすれば
>>俺たちだって 出来るサ
と 軽く あしらわれるのは百も承知
しかしながら上から目線でイウトキマス
そなたの仕事は 並みなんです よぉ
と書くと国内の革公房から怒られるやろなぁ・・
でも 真実は覆りませんので敢えて書いておきます
レスレストンのシャツの縫製への拘りは「病的」です
故に私どもビョウニンに刺さる所以
パターン設計は独自の採寸方法に始まり
(採寸個所と方法は世界では異端です)
柄合わせと運針は常識を超えているが故に
並みの公房には物を見るまでは想像すらつかないハズです
「丁寧」という日本の文化をシャツに於いて突き詰めたのがレスレストンです
大半の消費者にとっては無意味であり無駄でもある拘りです
多くの人にとっては無駄が私どもにとっては至宝の品となるのですが
コレは遠目にはわからないので画像で運針の細やかさを置いておきます
「レスレストンのシャツ作りのレベル」での革の処理
ココを知れば 次元が違う事が「職人」であれば理解できるはずです
イタリアのレべルで大満足するのはずです
消費者にとっては99%並みで十二分です
革をレスレストンが イジルと コウナル
革の世界でもイタリアのレベルをはるかに超えます
コレが世界標準の縫い方
と書いても 何が? ですよねええ
革の端の処理は「切りっぱなし」
VOWでもコレが標準です
次の画像をご覧いただくと判ります
黒がレスレストン
革の端が縫いこまれています
袖裏も同じ縫い方で端は切りっぱなし
レスレストンのシャツ基準が革に落とし込まれています
*
「織り込んである」と書けば
ソレがどうした なんです
ハハハですよね
着れば見た目は何もカワラン ですからネ
さらに説明を加えると
織り込むために「革を薄く漉いて」から縫ってある!のだそうです
縫製はシャツの3倍から5倍程度の時間を要する・・・
変態です。。。
*
変態が変態の為に作るシャツです
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*入荷案内*
マッシモ・コラッド
ヴィンテイジスコティッシュ・ツイード
ヴィンテイジ・ロロ・ピアーナ
パオローニ
ダブルブレスト・ニット・ジャケット
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* TITO ALLEGRTTO & Arfonso Srica & Bevest MTM *
スーツ ジャケット パンツ
年2回開催
こちらも30年来のリピートの方々あっての質かと思います
48年目のハウスオーダ アイテム
スーツ:EO:¥93500~ PO:¥140800~ FO:¥544500~
シャツ:PO:¥13200~ FO:¥71500~
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靴 : PO:¥56100~ FO:¥385000~
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コチラも宜しくお願いします
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