ブルゾンの正しい姿とは？
 
日常で何気なく使っている言葉ですが。。
シュっとした物はブルゾンとは言わないそうですヨ
 
ブルゾン（袋）のフォルムに似た服がブルゾン
と歴史に書いてありました。。
 
ま　
 
９９％の人にとってはどうでもイイコトですケド・・
 
＊
 
正しいブルゾンとは？
例えば皆様がご存知のヴァルスターですが
 
日本用のモデルはブルゾンとは異なります
シュっとしているからです
 
ヴァルスターが生まれた時から変わらないモデル
すなわち　シュとしていないモデル
 
シュッが好きな人から見たらダボっとしている品番です
当社で今季からこのダボ品番をお薦めしています
 
このダボモデルですが他ブランドには見当たらないですね
ヘルノもムーレーも　皆　世はシュッとしてますね
（これが９０％以上の売り上げですけど。。）
 
英国生まれのスイングトップ
コレも本来はダボなんですけどネえ
 
日本向けにシュっとモデルになってますね
バラクータもヴァルスターも魂を目先に売る（笑）
 
時代を乗り越える術を持つブランドが１００年ブランド
どちらも旨く乗り越えているように見えますね
 
バラクータはチープな魅力が売りです値
秋と春の短い時期ですが有ればいいかも程度
 
欲しいッ　と夢に出る程ではありませんが（笑）
Gジャンと同じく　有れば便利な逸品ですね
 
この数年は仕入れをしていないので判りませんが
生まれた当時のダボモデルもきっとあると思います
ダボモデルがあるなら展示会に行きますけど。。
 
というわけで
 
愛すべきダボな服がイタリアにも英国にも無い、、
ヴァルスター以外で短丈で永く着たい服が無い！
 
欲しい服が無いので致し方なく創りました
というのがVOWのハンティング・ブルゾンです
 
本気でこの服を作るんですか？と工場に問われたシロモノ
やっと出来たのですがＨＰにＵＰ全てをＵＰ出来ません・・
（出来たと言っても未だにダンプるのみですが）
 
＊実は一大事　大問題が発生してまして、、、
 
後進国へ脱落した日本に追い打ちのコロナ禍です
最終段階の特殊な染が、、、、出来ない事態に！！
 
白で売るしかない！！？？状態でして
マイカブのストプ安を超える大打撃か！
 
＊
 
特殊な染はイタリアでも１社のみしか残っていません
TEN-Cもストーンもそこで全て染められます
 
国内でこの特殊な釜を持つ染屋は少なく、、そこが廃業に、、
愚策のコロナ対策でまたまた被災者が、、
 
＊
 
この染をなんとかせねばとブログ等書いてる暇は無いのですが・・
なんとかなるさ　と言う気持ちで書き終えてUPします。。
 
＊
 
そんなムズイアイテムで且つ世間の流行や要望とはかけ離れた服を創っております
このブルゾンは部位が特別な仕様ですので画像が多くなります
ですが
当社のＨＰでは画像数の制限があり、、
部位の画像全てがＵＰ出来ません
 
部位画像４か所を一枚にせねばＵＰが不可で、、
それでは部位が小さくなってしまいます
 
なので
 
先にココでダラダラと置いておきます

 

 


 


 
野山で暑くなってきたら脱ぎ
担ぐ為のベルトは９段階で長さ調整出来ます

 
実は背中はこのジップで外せます

 
外してバッグになります
雉やウサギなどを入れて帰ります

 
高い襟は防風用です

 

 
肩掛け用ベルトは脱着可
長さは９段階


 
防風の為の高いネック廻りがウリです


 

 
ベンチレーションと可動域を考えたクセのある脇毛です（笑）

エルボウ　胸　襟裏にジグザグステッチが入ります
 
肩は鉄砲の滑り止めが付きます

 
内ポケットは無くフロント裏に一つあります


 
腰ポケトは横からも入ります

 
犬笛がもう一つの胸ポケトに内蔵されます
猟はしませんので　しつけ用にどうぞ

 

服飾史上で最も硬い生地です
 
生地はイタリア軍採用という丈夫さです
大型犬との戯れにもお薦めです
 
アウトドアーにも十二分です
万が一の遭難には犬笛が命を救うかもしれません
 
実用として作ったわけではありませんが
実用に耐えうる仕上がりとなっております
 
シュっとしたブルゾンの対局のスタイルです
 
今は嫌いでも　コレが不思議
 
遅い人でも５年後はきっと好きになっている？かも。。
と思いますヨ。。。
 
＊
 
コレは１０月の販売が当初の予定でした
が
１月から２月という冬の終わりに冬物が上る！
それを承知で創り予約を頂きました
本当にありがとうございます
恩に報わねばと思っております
 
コレは冬用ですがダウンを外せば３月まえ着れます
ですが　春用も有りますのでソチラも宜しくおねがいします
 
春用は「ドリズラー」が出ます
 
ハンティングブルゾンと同じコマツマテーレの生地です
その生地に今回はオリジナルのマドラスをプリントしています
 
明るいマドラスでは爺様がたには小派手ですので
「ダークマドラス」を創りました
 
５０年前の「ダークマドラス」の多くは「暗い茶系」でした
 
ＲＯＯＴで創ったのは「ダークグリーン」のマドラスです
 
出張から帰りご紹介させて下さいませ
カワイですよ。。。