アドルフォ カシミアの話 Ⅱ 今日は産地の話を少し取り交ぜて。。
コレがROOTの洗濯機で洗えるロロピアーナカシミアニットです
先ず購入後 いの一番に 洗濯機で手洗いコースで洗う事をお薦めします
洗うとプレスされて寝ていた微細な毛が起きます
コエがカシミア特有の手触りを生みます
(最初は硬い!という物は概ね高品質です)
腰のリブ 袖のリブはクレイジーに丈夫ですね
画像は4年前の画像ですので
1000回以上の画像の様な引っぱりテスト済
今年も同じサンプルを使ってお見せしていますが
全く伸びてはいません
コレがロロピアーナ品質なんだと驚いております
毛玉も他と比べると圧倒的に出来にくいです
貴方のカシミアニットでは決して真似をしないでください(笑)
ダレモセーーヘンッって ですよね・・
さて カシミアを正しく知る話 Ⅱです
*
カシミアを身近にユニクロ並みに生活着として着たいッ
その思いでリスクを持ってイタリアで創っています
買われた方々は既にご存知なのでスルーしてください
洗濯機で洗える高品質のカシミアが存在する
と言う事を知らない方は最後までどうぞ。。。
今日が当ブログ初の方は昨日の話もどうぞ
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カシミアの産地に付いてですが大した事はありません
カシミア産地でググるといろいろとありますので皆様も是非
私もググってきました
以下は概ね・・ですが充分ではありません
内モンゴル産のカシミヤは、世界的にも高品質であることが認められています。
他の産地のカシミヤと内モンゴル産のカシミヤの違いは、カシミヤの繊維の長さと細さです。
カシミヤの繊維は、細くて長い方がより高品質と認定されますが、内モンゴル産は他の産地のカシミヤよりも長くて細い繊細な毛になっているのです
(モンゴル他数か国ありますがモンゴルが最多)
知識ゼロでこの文を読むと 「刷り込まれます」
(>>モンゴルカシミア いいんだわぁ)って
モンゴル産に良い物が「多い」 というのが正しいでしょうね
産地別平均の毛の細さ 長さのlevelが高い と言う事ですが
すべからく物 ですので
ピンキリはあります
モンゴル産も1級から9等級まであるわけで
一概にモンゴルが 100%良い と言うのは間違いですね
キルギスの最高級とモンゴルの中級はどちらがイイの?
この質問に答えられるオタクがいらしたらご教示願います
東洋紡の人ならもっと詳しい方が居らっしゃるのでは
来週でも暇が有れば聞いてご報告させて頂きます
*
生産量から言えば屑糸もモンゴルに最も多く有るわけです
と言う事は低級カシミア糸もモンゴルに世界一多いかもしれない
と言う事になります
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ロロピアーナの動画を見ると床に落ちた短毛があります
(昨日のブログ参照願います)
コレも カシミア です
更に悪知恵者ならホコリさえも集めて糸に出来ます
今のご時世では悪知恵者こそ SDGs なんでしょうが
ゴミで作る糸は所詮 ゴミ化するスピードが早いわけです
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屑糸やエコ糸(再生糸)などではどの様な事が起きるか?
起きる事件は以下です
事件 その一
>>??なんだかこのカシミア、、毛がシャツにやたらと付くで、、
先日店頭に持ち込まれた方の事件ですが初日からその様だったそうです
カシミアニットは屑糸もしくはエコカシミアと呼ばれる糸使いでは?
低レベルの糸使いのニットでは短毛が抜けていきます
事件 その二
毛玉が先か 袖口が延びるのが先か
左がネットで買った低級カシミアニット
右はROOTのADLFOCashmer
事件 その三
摩擦等が多い部位は穴が開きやすく
ボッッソォッ と一部に穴が開いたりします
限界になると不思議な破れ方が起きたりします
特に摩擦が多い処はその様な事が起きる様です
低級品は洗濯でさえ穴が数か所開く場合がありました
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私もロロ・ピアーナの糸を知るまでは「カシミア」は皆同じ
と思っていましたが 全く異なるのを知りました
丈夫さや毛玉の出来さえも違うのにビックリしています
カシミアは毛玉が常識
とさえ思っているかたが99%ではないでしょうか
コレも間違いと言う事を知って欲しいですね
*
カシミアは何度も言いますが
1等級から9等級までランク付けられます
もちろん 9等級以下も カシミアです
残糸を再生したエコを謳う低級品もあります
これも直ぐに毛玉が出てしまいました
製造者は糸の安さで糸を決めない事ですね
安い糸に良い物は 絶対が付くほど ありません
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今のところですが
ROOTで取り扱うカシミアは全てがロロピアーナカシミアです
さらにMADE IN ITALY in the same factory as the 本家です
これら全てにこの様に洗える記号が付いています
安心して正しく洗い正しく干すとカシミアが育ちます
「育てる」に値する質故にこの言葉があるのでしょう
ロロピアーナ糸は昨年から暴騰しています
今年も厳しい値付けですが来年は53000も無理です
1月にイタリアで直接交渉しますが無理でしょう値、、
工場を変えれば少し抑えれるかもしれませんが、、、
残された手段は糸質を落すしかありません
(極端に落ちるわけではありませんので)
その手段はクチネリも使うカリアッジの糸を使う事です
(クチネリは最高級は使っていなにのに¥!!!)
この糸は内外で多くのブランドで使われています
フェデリ セッテフィリ クルチアーニ他大半がそうです
なので多くの方がその質は経験がおありと思います
然程 悪くはなかった?
カリアジのローゲージはイマイチで毛玉が良く出来ますね
ロロピアーナもローゲージは未使用故に判りません
日本ではバンドリの佐々岡さんはカリアッジを使っているそうです
安心してお買い上げ下さい
洗えますので。。。
カリアッジの表示はありませんので聞いてみてください
ROOTにはカリアッジのバンチもあり比較して決めています
次はカリアッジにしよくかなと
本気で悩んでます
・・・
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