10年前のタブカラーはレスレストン:タブカラーの話
2013年頃のオリジナル タブカラー
生地はコットン+シルク
丁度10年前のはずですがカジュアルシャツはワイド全盛の時代
売れ筋の横を常に行きたいのがROOT流ですので。。
カジュアルでサクっと差異化したいので創ったシャツです
タブカラーは当時は世間では認められていないシャツの襟型でした
今では普通に見かけるチョイトどやっとなシャツですね
ネクタイ専用と99%の人は思い込んでいますが
いいじゃないですか
カジュアルに着ればぁ 。。。
*
で創ったのが上のコットンシルク
!来年の春はシルクが世間でも出回る ハズ
毎度様にはお馴染み シルク100%
コレがやっとこさでバグッタから出ます
襟型は普通ですので。。
タブカラーよりは着易いでしょうね
*
いつも思うのですが
多くの人は何故
異形を嫌がるのでしょうねえ
誰も着ていないからとか
流行っていないからとか
見た事が無い襟型だからでしょうね
ボディーも絞っていませんしねえ
*
当時はホソホソピタピタ襟ワイドカットェイこそシャツ
イタリア最高! って時代です
バルバにジャンネットETC
イタリアブランドでなければ
何故か買わない人が99%以上でした
今でもその傾向は根強いと思いますね
*
実はバルバもジャンネットも皆様が思う程の深さと広さはありません
彼らは20年代から60年代までEU圏の服しか見た事が無いのです
ファッションは経済が発展している国で発展するわけですが
40年から50年年代の世界経済の中心はアメリカです
イタリアにはこの時代の「センス」が抜け落ちています
最近でこそやっと オープンシャツのマインドを知ったようですが
数年前までは アロハのボディー―がギュインとシェイプしてました
オープンシャツを知らない故日本から企画を提案したのでしょうが
それはそれは 笑える程のシロモノでした
数回か書いた事ですがタブカラーも彼らは縫った経験もなく
まして着こなした事さえ無いのがイタリアなんです
達人に教えて頂いた話ですが
大戦の頃イタリアに超達人がいました
そのなを ダヌンツイオ 哲学者です
彼とて 20年代以降続くレギュラーしか着ていません
タブカラーが有ったらきっと着ていたでしょうね
*
襟先をタブで止める変型は米国で出来た?
英国でレギュラーシャツの襟先を止める金具
今でいうところの カラーピン
これで止めて着ていたのをアメリカ的?発想でタブが出来た?
この辺りの歴史は全く調べた事もありませんが
私物で持つアンティークの小物にソレがあります
ソレはmade in engkand と刻印されています
1920年代から30年代に創られたファッショングッズです
流行に沿ってシャツや物を買う方には無関係なシロモノです
コレを死ぬ前に創っておこうと思っております
カラーピンにギミックを加えた品が100年前には有った!!!
と ビックリする品です
大袈裟に書くと現存するのは世界に5個も無いと思われます
*
シャツを来てネクタイをする人向けです
一人 1本ないし2本持っていたら
並みを越えられます ヨ(笑)
>>なにそれ ??
>>気になるぅ
そんな方がビョウキの入口に立つお方(笑)
是非 入院して頂くと。。。
*
これを作るには微細な金属加工が必要で
服の様に サクサクとは進まず頓挫してまして。。
この秋にあれば最高なんですが
そう ラグランコートやLLRのコートが主流だった時代背景
その時代のコーデには完璧に合う必須のアイテムなんです
LLRが有名ブランドなら金で創って50万とか(笑)
チニーゼ向けなら ダイヤを付けたりして100万とか
無駄に高い企画も出来るアイテムです
もちろん そんなバカげた事はしませんが
金メッキくらいはしてもいいかななんて思ったり。。
手持ちの物は真鍮ですので光れば金っぽいので
この様にだれも見た事が無いファッショングッズが
実は未だあるんですね
*
これを作るには山梨の宝飾工房と下町ロケット工場が候補ですが
ロット数が小さい仕事故 受けてくれないでしょうね
・・・100でも過多過多ですので1000なんて言われたら
*
・・・冥途の土産話に ワイルドダロー で1000 行く?
>>あのぉ・・500でどうでしょ
>>いいんですかぁ 有難うございます
>>。。 すみませんねえ
>>・・・
>>300でなんとかお願いできません?
>>
>>工賃少し上げて。。
って感じに頑張ります(笑)
*
振り返るとティトにレスレストン
認知されるまで10年程度。。
初日に惚れる人も沢山いらっしゃいます
ROOTでは10年先を見据えた物を薦めていきたいですね
新しい物やブランドは如何にして?
数打ちゃ当たるんです
と書いていたら!?
ロロピアーナから何か届きました
これが ハンパ値ーーーー
コレはいい値タが届きました。。
明日はコレをネタに少しばかし
*
とにもかくにも暇ぁあああですので
書けばエンドレスな今日この頃
なので 今日はこの辺りで。。
ミカ爺より(11/19)
大谷 裕一郎より(11/18)
ミカ爺より(08/15)
大谷裕一郎より(08/10)
ミカ爺より(07/27)