ネクタイとシャツは受難の時代を迎えておりますが
先月の出張で聞いた話です
シャツ ネクタイの市況は総じて良くないとのこと
確かに・・・
そんな中でも昨日御紹介した 馬の骨タイ
これはその背景を結んで頂きたく作った品
とても好評でAZAS
珍しく撮影する前に完売になりそうな勢いです
なので今日 もう一度 一押し販促です
素材ですが昨日のカキコの中でアールデコと書いていたら大間違い・・
今朝起きて 確か 昨日 アールデコと書いた気がしてクリック
・・アールデコと書いていました。。
アールデコは当店ではヴィンテイジカフスで販売しています
その記憶が指先に伝わっていたようです。。
柄は全て 曲線で構成されるのがアールヌーボーの特長
昨日の階段もその代表的な美ですね
ミラノではお目に掛かれないこの美はパリならではです
この階段 今は作れないのでしょうね
値もそうですが 腕 が無い 無くなって行きつつ・・
海外へ行く楽しみは歩く傍に歴史が残っている事
時間があれば一日中建物を見て廻りたいと思っています
物作りにおいて曲線はコストが高騰します故
なかなか建築に取り入れる事は少ないと思います
建築では無理でも
ネクタイなら。。。
しかもアールヌーボーの本物を手に入れられる。。。
コレは最後?のチャンスかもしれません
何故に最後かも知れない と言いますのは
パリの地下倉庫のストックは全て見た結果
古い時代の物はそれほどありませんでした
30年代の残生地は流石に少ないです
敢えてパリ迄行くほどの柄はホボ無いかと
(次回にもう一度見てみますけど)
ではもう一度ネクタイを置いておきます
ご希望の方は電話かメールかコメントでお願いします
造りは極薄芯地を使い当時のネクタイを再現しました
コレはフランコバッシの現代の芯地 固く厚めです
アールヌーボーは19世紀から20世紀初頭のデザイン
産業革命後の大量生産の反動で独自性を求める人の性から生まれたと思います
と ググると記してありました
画像のネクタイは1930年代のパリのメゾン用の残りです
今のクラシコ不況と要は一緒ですね
同じものを毎年売っていては飽きられるのは当り前でしょうね
毎年毎年ラルディーニだのタリアトーレだのと言っているようじゃ
・・お。。ウチもそうでしたそうでした(笑)
変わらぬ良さがトラッドはたまたクラシコの良さ
ルーツの中で品格を保ちながらの変化がクラシコの良さですね
そのルールを少し緩めたのが今の時代のラクチン服 なんでしょう
EVER NEW この言葉は50年前にありました
ヴァンジャケットか使っていたと記憶します
私は当時の解釈とは違いますが範囲の中でお薦めしています
その一つはストーンアイランドです
常に一定の範囲の中でしかデザインを起こさない
例えば絶対にスカルは使う事はありません
アリキタリ に見える服に知恵が盛り込まれ。。。
世界中 どこにでもあるありふれた生地 シャンブレー
アメカジの安い服にも常にあるシャンブレーのシャツです
普通に見える事がモットも重要なポイントかと
一見 確かに 普通ですがボタンを外すと。。。
前立てに一工夫で 違いを見せています
。。>ソレがどうした?
と言われる方はこちらのジャンネットやボリエッロ他で
昨日大量入荷しております
この様な手間暇を掛ける非合理的なストーンですが
生産性を高めたつもりの日本は今や、、、です
劣化ジャパンは様々な数値にも
5月に10連休を取るようでは未来はないでしょう
世界のマーケットからも顰蹙を買うでしょうし
その昔アメリカから働き過ぎじゃ 休めと言われて今があるわけで
休みが増えて生産性も下がり
そこには知恵が無いからでしょうね
日本人は汗水を流してこそ
むしろそれしか無いのでは
とぼやいております
ITでは世界にアメリカに中国に遅れて久しく
これは未来永遠に追い付けないでしょうし、、、
ボヤけばキリがない日本ですが
取りあえず 生きてまいりましょうかね
私には知恵が無いのでこの歳でカキコせねば、、
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