レスレストンで50年代のオープンシャツを復刻

2018/02/04(日)

今年のROOTwebはスポーツとクラシックの2本立てです
昨日はヤッケ コレはスポーツというジャンル
 
今日はクラシックジャンルでヴィンテイジなシャツです
 
 
昨年当店では大ヒットのオープンシャツが再び。。。
 
なので春はナンチャラの柳の下。。。でございます
 
というよりも今年はイタリアブランドでも出ます
 
当店ではバルバとバグッタで夏用をピックアップしています
 
 
イタリもやっと。。という感じですね
 
 
コンサバが命のナポリ系
 
感度でいえば遅いと言うより頑固
 
その頑固な世界も世の流れには逆らえません
 
売れないシャツを作り続ける訳にも行きませんしね・・
 
シャツはこのところヒットが無いジャンルです
 
カッタウェイやワイドな襟型が鮮度無き今
並みのプリントのシャツ等も論外ですしねェ
麻のプルオーヴァーも今一つ着る気がしませんしねぇ・・
 
そんな気分は一昨年からですが・・
なので昨年は半袖のオープンシャツを作った次第で。。
 
流石に良く売れました。。。
 
ルーズなフィット感はビタっとしたシャツを横目に快走。。。
過去最高の春夏を代表するヒットアイテムでした。。。
 
コーディネートもシャツ受難が幅を利かせておりますしネ・・
 
 
ニットにシャツというよりニットにTシャツで・・・
 
ほんとうにシャツ受難の時代です
 
そんな中で昨年の夏 唯一のヒットはオープンシャツでした
 
今年はクラシコ系の店でもオープンシャツは見掛けると思います
 
デニムと2プリーツにストーリーと鮮度を持って含めて合うシャツ
 
ソレは「ルーズなフィット感」のシャツです
 
オープンシャツはその代表だと当店では位置付けしています
 
しかしながら昨年の段階では取引先には企画無・・
無い物だけはオリジナルで作らねばとレスレストンです
 
オープンシャツを理解している人は実はイタリアでは稀
何故踵言うと短い服飾の歴史に無いからです
 
イタリの古い映画でも出てくることは無いです
きっとイタリア人は過去においてさえ着た事が無いのでは
 
??ですよね
 
 
服飾の花が咲いた地域ですが
先ずは英国 次いで アメリカ パリ
イタリアはアルマーニの時代にやっと花が咲いたワケで
 
オープンシャツが廃れた後のアルマーニからの。。という訳です
 
イタリアが手本とした或いは憧れた英国にもオープンシャツは無かった
(詳しく調べてはいませんが記憶だけで書いています)
 
イタリアはパリモードが興隆した時に下請けでした
 
その後イタリアファッションが出てきてやっと時代が来た
 
そんなのが簡単な流れでしょうか
 
故にオープンシャツやタブカラーなどを見た事も聞いた事もない
 
誰でも知っているシャツブランドの工場でさえオープンやタブを知りません
(今年は知っているでしょうが「。。)
 
いまでこそタブカラーはどこでも見かけますよね
 
ここでは何年も前にレスレストンで創ってお薦めしたタブカラー
 
コレはマイド様で持っていない人はいないであろう程のシャツです
 
タブカラーさえ最近になって初めてという会社もある位です
 
工場の歴史が50年を越えない会社はたぶん知らないと思います
見た事はあっても「感覚」を知らないと思います
 
知らないからタブカラーやオープンを作っても「何処かおかしい」
・・・下手なんです、、これが 。。
 
例えば・・背中にダーツが入っていたりする、、、
タブカラーは許せますがオープンシャツに背ダーツ、、、
 
そんな困難?を乗り越えて今年はオープンシャツが花開く
はい オジサマもきっと着て戴ける年となりますよう願って
 
レスレストンで作りました
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私物のヴィンテジシャツの復刻版です
右胸に刺繍を2度手間で入れています
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右胸刺繍は見掛けませんが私的に気に入っています
実はコレとてアメリカにあったのです
 
パクリ元の参考にしたシャツは今大坂に。。
型取りするためにレスレストンに貸し出ししています
 
戻ってきたらご紹介しますね
めっちゃ オシャレですヨ。。。
 
 
昨日ウインドウを春に変えました
右に写っているパンツは新型2プリーツのザネッラ
グリーンだよ。。。シリーズです
 
もしくはデニムですね
(ヤコブも200本以上の入荷ですが撮影が間に合いません)
 
 
長袖オープンシャツは1品番のみです
 
イタリア物では刺さるものがありませんでしたが
半袖は3品番ありました
先ずはバルバから届いたオープンシャツ
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生地はストレッチの細番手で織りあげたピケ
世界初のハンド仕上げのオープンシャツです
袖の前付けのオープンも初めて。。
 
オープンシャツはアメリカ映画では良く出てきます
40年代から60年台位でしょうかね
エルビスが生きていた時代です
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シャツはカリビアンカラーかオープンシャツです
(カリビアンカラーは先の話しの貸し出し中のシャツです)
エルビスが着ているブルゾンを覚えておくといいですヨ
服飾も全て古典由来しか絵に成らないですね
天然由来。。みたいな響きです
 
キングも古典を見ていたのでしょう
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バグッタではアロハをピックアップしました
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アロハは半袖デスヨ ワイハですからねえ

手前がオリジナルのオープンシャツです
イタリア物よりは襟の容が間違いなく「良い」ですッ
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オープンシャツを着て青春を謳歌した人が創ってますから
レスレストンのオーダー会は来週金曜日からです
そんなシャツ談義もどうぞお楽しみくださいませ
 

レスレストンのオープンシャツはコチラ
長袖は明日くらいのUP予定です
↓↓  ↓↓  ↓↓  ↓↓

 
 
シャツ 次いでに一二枚置いておきます
Fray のシルクシャツ
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この横腹のタルミ感が無くては超陳腐なシャツになります
ピタっと細いシャツは遅くても次の冬には消えますから
 
寒い中ですが素肌に着て戴きました
 
>おおっと声が出ました
 
はい そうなんです
 
着れば絶対声が出ます
 
生地の中で最も高級と言えばシルクです
 
これはコモで手捺染で染められた超貴重なストック生地です
 
昔はインポートシルクシャツは10万超えでした
 
なんとそれが 62000という「「安さ」
 
発注するしかないでしょう。。。
 
コットン生地で5万が普通のFray です
 
輸入代理店リデア神藤氏から薦められた時に聞きました
>10万ならイラネ
 
>>デッドストックで6万です
 
考えてみれば生地代は既に償却済・・生地ですよね
 
・・工賃だけですかぁ。。この値段。。みたいな価格です
 
この春に買うに値するするシャツはオリジナルオープン(笑)
安堵(&)コレと擦り切れたから買い替えの白シャツとデニム
これ以外のシャツは仕入れておりません。。。
 
夏は半袖オープンとアロハでシャツは終わります
アロハも実は作り込んでおります。。
無地は昨年作ったので今年は大柄プリントです
 
正直なところ 作るならアロハアロハじゃオモロナイ
アロハアロハならどこでもあるしぃ~
 
で  選んだ柄はコレ
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生地下にチラっと見えのは冬物ジャンネットとベスト
そんな時期に買った生地 その後工場へ送ってます
 
3月には上るのではないでしょうか
。。。アロハぁ~。。。 
 
 
今日は日曜なのに・・暇・・に任せて、、長いブログです
 
 
ちなみに 刺繍 は世界で認められた会社です
 
今現在売られているサンローランの50万のGジャン
その刺繍もマスター****他高額で売られる服の刺繍がほぼ全てソコで作られています
 
レスレストンのシャツに刺繍を入れようと思付いた時
どうせ入れるなら世界一の刺繍の会社で と思った次第です
 
久木元社長にお手伝い頂いたモノグラム本から
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 オープンシャツは近々UP予定です

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