今年の秋冬用仕入れ 癖は治りませんねえ、、
久しぶりに エエエモン ありました
一昨日は都内を朝から夜まで走り廻ってきました
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浅はかな我を思い知る..
700g越えを見た事がありません
それも 作品として完成している物を
凄いの 有りました
狂人が居ました
私達 病気気味な集まりを超えてます
810g !!!…
織った人も狂人ですが
作品を作った人も狂ってます。。。
このような人が居る事を知り
今しばらく楽しみが続きそうです。。。
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この様にベネトには狂人が集まる様です
イタリアでも富裕層の多い地域
そんな風土も影響しているのかも知れません
余裕が無くては要望の無い物は創れませんので
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その作品は ダッフルとして仕上げられていました
この志向もまた ナイスです
巷の並なヒネリなら
ポロコートかラグラン程度でしょうね
豊かで思慮深き狂人はGボメザドリ
多くが求める顔は作らないところがイイ。。。
なんと ダッフルに仕上げてました
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コレ 欲しいけど諦めました
40万から50万 ・・・
テーラード屋が作るダッフルは秀逸でした
その狂人はGボメザドリ
Gボメザドリはグジさんがスーツを売ってますね
ただいまセール中 。。お試しを(いい服ですヨ)
真の上流階級の為の服とはコユコト
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以下は展示会画像の一部です
ポールハーベイ渾身の作品が大量に!!!
ラルディーニ とういうブランドは不要な品です
50年前に喜々として着ていた
懐かしいのでもちろん 発注してます
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他ではグレンフェルが良かったのですが
噂では納期は冬が終わる頃に成る?
せめて最悪11月でも入荷すればいいのですが
1月2月の入荷の噂・・
試案中です。。
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エンドレスになるのでこの辺りで
ラルディーニ パッカブル 届きました
カシミア:コレもまたまた酷いのぉ スカスカやんカシミア
昨日もバタバタでUP出来ず・・・
ま 忙しいのはイイコトなんですが
ブログがUP出来ていないと夜も寝れません(笑)
今日は2日分くらいにダラダラなブログになってます
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服屋にとっては恵みの寒波か
カシミアニットは定価でも良く売れます
そんな中でまたまたマイド様のお持ち込み
ゴミ化したカシミアが持ち込まれました
それを見てのブログです
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新コーナーです
ガージーの曝露?コーナーと命名
おはようございます
ガージー です
今日は
ガーシーならぬ我ー爺ーの吐露です
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今日はロロピアーナ他の本当の良いカシミアの名誉を守る為に厳しく書きます
それは消費者の方の為にも成りますので。。。
ですが
一部の方は知ってガッカリされる方も要らしゃるでしょう
そんな後悔が一人でも減ればと思い書いておきます
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カシミアは糸の質が一番重要と言い続けて50年近くに成ります
ですが質で選ぶ人は極々極僅かです
9割以上の人が襟のブランドネームで物を選びます
真に 鵜呑み です
さらに 「高い価格」なら きっと良い物ダ と思考するようです
ADLFOに欲しい色が無いので買ってみた
ブランドはイタリア高級ブランド
価格は9万程度
買われた方はきっと思われたでしょう
>>コレはブランドだし高いし きっといい物だ
と信じてポチっとやってしまったのでしょう
が
届いて着て見たら質は直ぐにバレます
低級カシミア糸で創る場合は「洗濯不可」です
低級糸の場合はホボ初日で毛玉が出来ます
過日の国産ニット屋のカシミアも酷い低級でしたが
このイタリア製もかなり酷いです
2日も着れば確実にゴミ化します
もしあなたが高い金を出して買ったが
毛玉も出来るし 洗濯不可 のカシミアなら
ソレは 100% 低級糸使いです
もう一つ勘違いしている要素があります
ADLFOではあまりにも当たり前なので書いた事が無い要素です
それは 重さ です
これは下請け工場とブランドにとっては一番と言ってよい程重要な要素です
軽ければ軽い程安く作る事が出来るからです
すなわち 糸屋は 糸を軽く作れば 安く出来るんです
もう一度書いておきます
大切な要素の一つは重さ です よおおお
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ウールとカシミアで同じ重さならカシミアが暖かですが
ソレを逆手に取ったマヤカシ技とも思える品があった!!
軽くて柔らか ま ここまでは100歩譲って
ですが スカスカなカシミアなんです
って事は原価は驚愕に低く作れます
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以下は私がイタリアの腹黒?企画者だったらと想定したらの図
>>
糸が高騰してきたからそのままスライドでは高くて売れない
はてさて 安くいいとは無いかいなぁ
と そんな時に某2番手糸屋は考えたか?
!!糸を安く作ればイイジャン と思ったハズ
再生カシミアとクズ糸等低級原毛で創ればイイジャ値!
そして軽くすればいいんじゃ値 と発想したのでは?
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低原価カシミア糸の売り文句
>>軽いですよ >>安いですヨ
>>軽くて柔らかな製品が出来るヨ
コレを経験値が浅い人
もしくは腹黒な人が見れば
<<ムフォ こりゃ 安く作れて儲かるかも
なんて きっと思うでしょう
(>>ブランドネームでも付ければ妄信するデぇ )
かくして出来たニットは
<<軽くて 暖か カシミアですよおお って
( <<クリーニングに出すから大丈夫 )
( クリーニングなら低級糸使いはバレないワ )
ところが バレます
*
襟のネームは有名なイタリアのカシミアニット
価格は税込み8万以上もします
驚愕の軽さですが コレに99%が騙されます
きっと 軽くて暖かで気持ちがいいんだろうなぁ と
>ホー 軽くてやわらかくていいじゃないか
と コレは数日の事です
上の画像の様に直ぐにヨレヨレダララに成ります
毛玉は初日から出来る事もしばしばです
(ADLFOは市中のニトの中で最も遅く且つわずかに出来ます
販売時には 毛玉が出来にくい と言い切っています)
コレはADLFOCashmer
真面目に250gです
150÷250=0.6
ボロカシが同質糸の場合はADLFOの40%ダウンで売れます
ですが低級糸ですのでROOTが300枚作れば19000で充分可能です
*
カシミアの価格はマイシーズン kg で通達が来ます
そして
定番モデル何グラム使う?と相談するのですが
白いカシミアは150g
!!!
たったの150gのカシミアニットなど人生初です
コレを考えたのは
>カシミアは軽くて暖か という事でしょうか
いやいや コレ仕様の糸がスカスカではいくらカシミアでも保温が効きません
カシミアもウールも目が詰まっていてなければ空気が逃げます
つまり過ぎでも保温が出来ないデリケートな繊維です
スカスカカシミアは原毛が短い低級もしくは再生糸と思われます
毛玉も早く出来る事から間違いないでしょうね
もちろん 袖口や裾は緩く伸びてます
これが ブランド というビジネスなのですね
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カシミアに関してはマーケトを見ていて
本当に 嘆かわしく
腹立たしくさえ思います
それは 消費者の方々が間違いを信じる事に成るからです
多くの消費者は
カシミアは洗えず 毛玉になるのはしょうがないもの
この間違った脳に成ってしまうのはコロナと同じでしょうね
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キーボードをたたく指に使らが入り壊れそうです(笑)
本当に良いカシミアは
家で 洗濯機で洗えます
洗えないカシミアを着ている貴方へ
ハッキリ言います それ 糸がボロ ですヨ
いつ買いました?
昨年ですか? 昨晩ですか?
ソレは直ぐに脇の下やお腹には毛玉が出来ますヨ
そして夕刻には裾も袖口も 伸びてる事でしょう
*
4年前から高品質カシミアを日常に との思いで
ロロピアーナ・カシミアを使いイタリア有力工場で生産してきま工場
(ハイブランドのカシミアをロロピアーナ糸で生産しています)
ADLFOを買われた方々は「本当のカシミアを知った」はずです
知った方は金を捨てても良い覚悟で劣悪も知って欲しいものです
知ればこの業界の腹黒が垣間見えるかもしれませんね
無知と未熟を逆手に取る様な物作りと売り方は消えて欲しいですね
「画像」「動画」「音声」で買う時代です
カシミア程騙しやすい製品は有りません
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では どうすれば騙されないか
販売店舗に質問するといいです
売り手は 常にイイですよ と言います
以下の質問をするといいです
>どこが いいの
>糸がいいの?
>洗えますか?
>毛玉は?
>裾は延びませんか?
これに全てイエスと答えられて初めて良い のでは
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以下の答えは良いカシミアの答えにはなりません
>>モンゴルのカシミアです
(屑糸が最も多いのもモンゴル産です)
(カシミアは90%以上がモンゴル産です)
(モンゴル産は溢れています)
>>軽くて暖か
(他と比して軽いのは糸の密度が薄いからです)
>>安いです
(安い低品質糸が使われているからです)
この様に小学生以下の答えしか出ないでしょうね
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粗悪品を良いニットと売るとその内訴えられるかもしれません
嘘の無い高品質なカシミアを本当に知るには着るしかありません
ですが
それを売っているのは国内で数か所のはずです
ですが当社よりも全てが圧倒的に高い価格設定です
本当に良いカシミアを知らない方
ロロピアーナの質を知らない方
貴方の経験値を高めるならADLFOを買ってみるといいです
もしくは銀座のロロピアーナでお買い求め下さい
ただし バルキーな品番は最初は少し毛玉が出来る倍も
その内不思議に出なくなります
コレは無駄なウブゲが抜け落ちて行く為です
10年近く前に販売していたドルモアのショールカーデ
これは最初は毛玉が出てがっかりでしたが
今では全くと言っていい程出ません
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12ゲージ前後の糸使いがカシミアは最もバランスが良く
また 使い勝手が良いのでお薦めです
薄手ではなく少し厚手が欲しい場合
同じ糸でも使用グラムを増やしたモデル
ADLFOのミドルゲージクラス
コレは12ゲージを350グラム使っています
これは同じ糸使いですが織り柄と糸本数が多く使っています
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まだADLFO Casmereを知らない方へ
レスレストンでビスポーク
2月はイベントが広島で2回
都内恵比寿で1回
初回は広島でレスレストンです
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このところ人気が出てしまい
(嬉しいような悲しい様な。。)
(教えたくない様な気持もあるととある方が。。)
都内のオーダー会は予約が取れなくなる程
受注が増えれば納期が長くなるわけです・・
世界的に人気のビスポーク屋は1年2年待ち
そんな状況になりつつあるのも事実です
幸い?にもレスレストンは まだ 半年
最短の部類と言う事で。。
まだまだ伸びしろ充分かと
10年前は納期は3か月でしたが現在では半年かかります
昨年の夏にオーダーされた方々のシャツが本日出荷されます
お待たせしていた待望のシャツが明日には店頭に届きます
アンダーソンやカルロリーバが今や日常。。
そんな方が増えたのも事実でして。。。
服は好みですが
レスレストンのフルオーダーはシャツの究極です
古典をメンタルまで深く理解し咀嚼
真のプライドを肌で知る3日間です
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フルオーダーですのでカジュアルな新顔も出来ます
久木元会長も来店されます
久しぶりの方も初の方も
奥深いシャツの話で盛り上がりませんか。。。
結局ヤコブコーエンとベルスタッフにエンメティー
2日連休を取り休養
休養 と言うより
療養・・ですが
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ハードな出張でガタが来たか
車でいうとシャーシ でしょうか(・・)
と言う訳で お辞儀が出来ませんので
ご容赦くださいませ・・・
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さて春物ですが気温が冬と言う事もあり
「着れる物」が特に良いです
一つはヤコブコーエン
ホソピタ系より年上の方々はやはりヤコブに戻りますね
今日はその中から白とオフベージュ
白はもっと太陽が高くなってからがイイですね
そんな気分の方に一言。。
「ナチュラル」「自然」
判ってらっしゃるあなたには
そんなキーワードが今後はますます大切かと思われます
真っ白は既に皆様の定番色
持ってるしぃ と言う方が多いでしょうし。。
同じ白系買うなら春はナチュラルな色目が間違いないですよ
この微妙な色出しは企業的に余裕が無くては出せません
白なら生地手配も簡単ですし全ブランドで可能です
ヤコブならではの色出しが魅力の1本です
履き手も余裕の1本 そんな色目でしょうかね。。。
足元は買い替え買い増しの春
何を選ぶかがポイントでの足元ですが
過日のイタリアの日常もスニーカーです
色は当り前に 白 白白白白白黒 です
それらは99,99999%普通の白です
これは化学薬品の成せる色目です
99%の方は普通の白で100%の満足されます
ですが 見れば ナチュラルな白はもっとイイ
と 私見ですがそう思いますので押してます
この微妙な白は画像では判りませんが
左は化学染料ならではの真白
右はナチュラルタンニン
以下は全て オフ白です
右の白は薄いグレーがかった白です
トップスのお薦めは相変わらずのスタイルです
この春だからという変わった物はありません
変らぬイタリア同様に。。。
気温の低いこの時期から使えるアイテムが今日の押です
この時期から4月まで着れる革物ですね
ベルスタッフの革とエンメティーのコレ
革のシャツ生地的な薄さに感激。。。
柔らかさも過去最高の柔らかさです
通常900gが600gですので誰でも感じる軽さです
コレなら6月までOK そして晩夏から初秋まで使えます
コチラも宜しくお願いします
他とは違うお薦めが多いチャンネルです
ミカ爺より(11/19)
大谷 裕一郎より(11/18)
ミカ爺より(08/15)
大谷裕一郎より(08/10)
ミカ爺より(07/27)